2018年7月16日月曜日

One of my favorite 50s style kimono coat. it makes me keep warm in winter . 最近夫婦で夜な夜な「前略おふくろ様」という70年代前期のドラマを観ているのですが、70年代の深川の老舗料亭を舞台に繰り広げられるその話に出てくるおかみさんや若女将さんなどの着物姿が楽しみで、その着方と言ったら、紬の長着にスッキリしたデザインの帯を締めて、衣紋は抜かずに衿は詰め気味。いかにもその当時の東京!といったスタイルで今ではなかなかこういう着方をする人はいないなぁとか、この半衿にくいねえ とか、そんな風に考えながら観るのが楽しいです。 私はどちらかというと衣紋はそこまで抜かないのですが、前の衿の合わせはゆったり目が好みだったりします。 でも今回のスタイルは着物とコートの年代に合わせて、ちょっと50年代から60年代にメインストリームだった着付け、衣紋はほとんど抜かずに衿はかなり詰め気味の感じでやってみました。なんかやっぱり自分の感じでない着付けだど自分の中でしっくりきませんね 笑 上半身がやけに張ってるみたいに見えますね・・。 このビンテージコート、可愛いセルロイドの大きなボタンが付いててやけに可愛い。頭もかなりまだきついピンクで、ものすごく派手なおばさんになっております。


2018年7月9日月曜日

@kimono_biyori_au Mannish kimono style 今回のKimono日和 マニッシュスタイルに合わせたのは黒地の柔らかめの名古屋帯、それを柄の出し方を考えながらシンプル目の文庫に結びました。名古屋帯は大正時代にそれまでの長い帯を簡素化させて結びやすくしたいわば、その時代の大発明の帯なのですが、一般的にはお太鼓結びと言う現在の着物姿でよく見かける四角いクッションみたいな形に結ぶために柄付けされたものが多く、なかなか文庫にするものは帯を選ぶのです。でもこの帯はアレンジに向いてました。 個人的に10代や20代前半の若い女性がお太鼓でいるのって 柄が面白いデザインとかでない限り、なんか好きでないんですよね。 現代の着物の風潮がお太鼓が綺麗にできてなんぼの感じですが、歴史的に言ってみればお太鼓結びが一般化したのはここ最近のことで、文庫スタイルの方が歴史が長い。若い子が普段着で着物き始めるなら半幅で十分だし自分の発想力を大事にしてどんどんいろんな変わり結び考えて結んだらいいと思う。もう中の紐で着物は留まってるんだから帯なんてあとはプレゼントに結ぶ飾りリボン見たいなもの、どんどん自分を可愛くデコレーションしたらいいと思うのですよ。 Photo: @rinasmilephotography Stylist: @kimono_salaokabe Wardrobe: @kazari_ziguzagu model: @___lille.z_


2018年7月8日日曜日

@kimono_biyori_au kurobiki wedding style 前々から耳にタコができるくらい(?)言ってますが、 この黒引きスタイルがメルボルンで実現した凄さですが、着物のことがあまりわからない方のためにも、食べ物に例えてみました! 例えば、日本全国探してもなかなか扱ってるところが数少ない「クロビキ」という幻の魚がいるとしまして、日本でも数ある中の老舗でなんとか少し手に入る食材と言われているのに、なぜかこオーストラリアのメルボルンで手に入ってしまって、しかもそれがかなりいい状態の国産天然魚で、それに合わせなければいけない食材も奇跡的に手に入ってしまって なぜかそれを調理できる板さんが奇跡的にメルボルンにいたという感じでわかってもらえるかな?笑 そんな「クロビキ」ですが、3時間の撮影レンタル+着付けコースで室内だけの撮影でしたら貸し出しオッケーです! (帯や小物は変わります) 約100年前に作られたとてもデリケートな生地のため、屋外はちょっと無理なのですがスタジオなどでしたら大丈夫です!料金は色打掛の撮影プランと一緒になります。(自分で言うのもなんですが、この値段でやるのはアホか?と思うくらい相場より安いです) 気になる方はメッセージくださいね! Photo: @rinasmilephotography Wardrobe: @kazari_ziguzagu Stylist: @kimono_salaokabe HMUA: @remi_hairstylist Model: Kashmir